アクタージュ 覚書 その4 (黒山の映画 3)

4.黒山の撮りたい物語とは (まとめ)

ここまでをまとめると、元々は星アリサを主演に想定したような女優の感情を繊細に拾い上げつつ、映画業界のあり方自体を変えるような超大作であり、また、限られた映画通にだけ受け入れられるものではなく、誰でも観たいと思うような作品であることから娯楽性のあるものであるものと思われます。

長々と考察した割には大したまとめにはならないですね(苦笑

 

以下、妄想です。

黒山のプロフィールを見返しても、好きな映画は語らないタイプとあるので困ってしまうのですが、SFXやCGに拘るタイプではなさそうです。

役者を主人公にした映画というのもオチとして有りそうな気はしていたのですが、夜凪の出演する大河が役者を主人公にした「キネマのうた」なのでこれもなさそう。

女性主役の超大作というと拙い知識では「風とともに去りぬ」あたりが思い浮かぶのですが、

そうすると王賀美がレッド・バトラー的な相手役になるのでしょうか・・・?芝居も含めて恋愛関係の相手は星アキラのような気もしますが。

ちなみに、夜凪も千世子も好きな映画にヘブバーンの「ローマの休日」をあげているのですが、黒山がとるなら「ティファニーで朝食を」の方かも。

 

娯楽性を加味ということで、諜報員李香蘭を主役にしたような活劇か、日本版アメリア・イアハートの物語あたり(女性宇宙飛行士でも可)と今日はそんな気分で(笑

 

次からは、12巻以降単行本にまとめられなくなった話のバレと感想について書いていきたいと

思います。