900年前 御降家最期の日について

夏野の死!大五の完全復活!!から900年前の出来事が80%ぐらい

明らかになりました

ここまでああでもない、こうでもないと試行錯誤してきたのですが、中間試験があった感じでしょうか どの程度あたったかか自己評価は甘く見てw50点ぐらいでしょうか

 

 

五色堂の術者を闘わせて、最強の術者を作る=人間蠱毒は分かるのですが

それと摩緒を殺し合わせるのが、猫鬼を最強の使い魔として使役するという

事にどうつながるのか、どうにもスッキリしなかったのですが、猫鬼と師匠の賭けとは・・・? ちょっとあっけにとられましたがw確かに綺麗にピースがはまります

これは当初の構想どおりなんでしょうね

 

ただ、誰が師匠を殺したのか、猫鬼=灰丸の言う自分をはめた相手というのはまだ明らかになってはいません

五色堂の術者の中でも最強と目される大五を殺したのが900年前は単なる雑魚wの不知火と判明しましたが、実の親である師匠を殺した・・・のではなさそうです

大五が見かけどおりの好青年である確率が高まり、師匠殺しに関与した可能性はほぼなくなり、五色堂の術者の中に師匠殺しはいそうにないです

そうすると、既存キャラの中で残る容疑者は幽羅子・・・とも思えますが、どうなんでしょうか 

女性のダークサイドを体現するキャラではあるのですが、師匠や猫鬼を出し抜くような黒幕タイプではなさそうな気もします

 

猫鬼=灰丸の意図についてもかなりの部分が明らかになりました

猫鬼=灰丸にとって、御降家を手に入れる=紗那を手に入れるというだったんでしょうね だから、自分の依代になりうる摩緒に懐いていた

紗那に対する執着があったのだとすれば、奈落っぽい雰囲気もほのかに漂ってきました

ただ、以前として謎は残ります

①あの日に、泰山府君の術を手に入れようとしたのは何故なのか

 何か、紗那のためだったような気が直感的にはします

②そもそも、猫鬼を御降家に送り込んだのは誰なのか あるいは、ひょっとして自分から御降家に入りこんだのかもしれませんが(紗那に魅せられてとか)

③紗那がいなくなった御降家を手に入れる・・・?事が900年止まっていた時間を再度動かす目的なのか

幽羅子には全く懐いてないですし、新御降家に興味があるようにも思えない 

④菜花は猫鬼にとってどういう存在なのか

単純にスペアの依代と思っているだけでもなさそうですし、仮に菜花の肉体を手に入れたとしてもそれは御降家を手に入れる事とは全く関係なさそう

 

謎解きが一段落して、いわば第一部完w

これから(第二部?)は摩緒と同じく猫鬼の血を受けた者でありながら、夏野に育てられた土の術者である点で、無属性の摩緒とことなる存在である菜花に焦点も当たってくるのでしょうか

後、新御降家・・・今のところ、土の術者が居ません 不知火が新御降家で父と同じくやはり人間蟲毒を企てているのなら、このピースを埋めるのが菜花になるのかもしれません・・・

後、猫鬼をはめた者がいるとすれば、それが真の黒幕(ラスボス)になるのかもしれません 自分の妄想wでは師匠との後継者争いに敗れた兄弟あたりが不知火に入れ知恵したという構図がなかなか捨てきれないのですが、それとも、不知火さんのピカレスクロマンwが一層輝くのかなぁ・・・

いずれにしろ、これからは流れが早くなりそうで夏野に続く退場者も出てきそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MAO 大五は何をしようとしているのか

今回、大五の魂(おそらく紗那が御降家崩壊の日に師匠の手から解き放ったものでしょう)が夏野とともにあることがはっきりしました

夏野は泰山府君の術で生きながらえているのですが、それだけではなく大五の土の施術で生かされてもおり、それは大五の意思に基づくものということです

 

では、大五は何をしようとしているのか 

紗那の復活なのでしょうか、おそらく同じように紗那の復活をもくろんでいる猫鬼(灰丸)と何らかの取引をして900年かけて生き返った(泰山府君ではなさそう)のですが、猫鬼にとっては意外なことにすぐに紗那の復活に向けて動き出すことなく、

夏野を通じて紗那の最期を細部まで知ろうとしています

その間、復活した自分の魂の抜け殻は放置したままですらあり、

そうまでして紗那の気持を確認しているとすれば大五の紗那に対する気持は本当であったということになります

本人が望まない形では復活させる意思がないということなのか・・・?

 

ただ、それだけにつきるのかといえば、はっきりしないところもあります

夏野のところに契約に現れた土人形はおそらく大五の魂を宿したものなのでしょうが

大五の肉体が復活する前に五色堂に赴いた猫鬼は崩壊した土人形を見ており(大五の魂が夏野に宿っているためか?)、「久しいな、五色堂の守り神(土人形)」と言っています おそらく土人形と猫鬼は紗那の死後、夏野に大五の魂を移すどこかのタイミングで対面して、大五を復活させる取引をしたのでしょう

ただ、大五と猫鬼の思惑は異なっており、大五に魂を戻して五色堂に呼ばれた術者同士の殺し合いの再開をとりあえず猫鬼はもくろんでいるようです

術者同士の殺し合いで後継者争いを指せる一方で、摩緒と紗那を契らせようという師匠の計画を進めているようにみえます

ただ、何のためにということになると師匠とは異なり、紗那のためという気もします

ここはまた考えるところですねw

 

MAO 不知火サイドからみたあの日

本誌で幽羅子が摩緒に切々と想いをつたえていますが、ちょうど発売された17巻の内容をみると、不知火サイドからみたあの日(御降家最後の日)にフォーカスされています

真砂を殺した妖の正体は紗那の操ったものなのか?

故意ではないが、紗那が何かの形で関わっていると匂わされていますね

 

この話の前提として、五色堂に呼ばれた術者同士でないとお互いの命は奪えないというルールは妖には適用外なのかという疑問もあります

真砂は900年生前と変わらぬ姿でいるわけですが、本当に遺体なのかということです

不知火が泰山府君に執着しているのは真砂の命を泰山府君でつなぎとめられると

思っているからなのでしょう

同じように大五も「死んで」いるわけですが、コレも術者同士の殺し合いの結果ではなさそうです。

幽羅子は自分の妖を倒して操っている自分も傷つけることができるのは大五だけといっていますが、逆に考えると大五を妖で襲い、失敗(?)したことがあるともいえそうです 幽羅子は摩緒に嘘はいっていないかもしれませんが、自分にとって不都合な真実は伝えないというスタンスのようです

 

実は大五が「死んだ」のは何時なのかという問題があります。呪殺の狂言からあの日に紗那が師匠の手から大五の魂(青い光)を解放したどこかの時点ということですが、

摩緒があの日に大五の魂(青い光)を見ていることもあり、ここが核心になるんでしょう

MAO 猫鬼と幽羅子 その2 摩緒と幽羅子

摩緒と幽羅子 ・・・ 思い返してみると、二人きりで対面するのは出会ってからほとんどない 前回、大五に手傷を負わされた幽羅子が紗那の心臓で浄化を試みた時以来か

あの時は、すぐに菜花、夏野が駆けつけ、幽羅子としては摩緒に気持をぶつけることはできなかった

 

京から帝都に出てきた時、幽羅子は「まだ摩緒に会う時ではない」と言っていました

摩緒と猫鬼は同化していると思いこんでおり、泰山府君の術を奪って殺すつもりの不知火とは別の目的が幽羅子にはあるので、今回の行動はおそらく不知火の知らないところでの単独行動なのでしょう

 

最終的には摩緒と添い遂げることw(ラムと一緒ですね、ルーミックヒロインらしいw)が目的なのでしょうが、「摩緒と会う時が来た」ということなんでしょうか

幽羅子は摩緒が紗那に心惹かれていたのは知っているわけですから、おそらく

邪気にまみれた自分が清らかな紗那になれば摩緒が受け入れてくれると思い込んでいるのかな

ただ、もう今の摩緒は紗那と全くタイプの違う菜花を愛しいと思っており、幽羅子の思いが成就することはない

それを悟った幽羅子の悪鬼羅刹への豹変が話のターニングポイントになりそう

摩緒を恨み、菜花を殺そうとするのかも

 

ただ、この幽羅子と摩緒の対面を仕組んだ猫鬼の意図は興味深いものがあります

摩緒が幽羅子を受け入れることはないと猫鬼は分かっていてあえて破局に誘導しているとも思えるからです 

猫鬼(灰丸)の目論見が紗那の復活にあるとすれば、双子の幽羅子は復活のための依り代になりうるのかも もっとも、菜花が依り代候補という気もしているのでここははっきりしません

ここも多少のヒントをもらえれば嬉しいところ(合併号なので、2週後ですか、ちょっと長いw)

MAO 猫鬼と幽羅子 その1(灰丸と夏野)

幽羅子に猫鬼(灰丸)が接触し、急転回

 

猫鬼と夏野、摩緒と幽羅子の両面に別れています

 

まずは、猫鬼と夏野

何故、自ら泰山府君を使って延命させた夏野の命を奪おうとするのか

動機については、900年かけて夏野を使って甦らせた大五が抜け殻のままでは猫鬼(灰丸)の目論見が達成できないからということでしょう

そして、現在の夏野は単に泰山府君の術で命を永らえている存在ではなく、そこに大五の術、意思、もっというなら魂が関与しているから、仮に泰山府君の術を解くことができてもそれだけで夏野の命を奪うことはできないから

 

ここまではかなり明確になっているところですが、分からないのは大五に意思、魂を戻した上で何をするつもりなのかですが、猫鬼が白眉を焚き付けているのを考えると

900年前の術者同士の後継者争いの再開が目論見でしょうか

ただ、後継者争いを再開した上で、白眉は単純に御降家の後継者になる事あたりが目的なんでしょうが、猫鬼の目的は?

自分が不老不死になるためというより、紗那の復活(?)がそうなのかという気は以前からしていますが、ここで何かのヒントはもらえそうw

ちなみに、御降家の後継者争いの再現が正式に五色堂に呼ばれた者同士による争いでなければいけないとすれば、夏野ではなく大五(?)であったように、不知火ではなく真砂であるとも思えるところ こちらはここまでまったく進展がないですがそれはこれからですかね・・・

 

猫鬼に関して、最終的に自分も900年前に騙されたという趣旨の発言をしていますが、誰に騙されたのかというのがラスボスに関わるんでしょうか

自分のヤマ感では、師匠も紗那・幽羅子と同じく双子であり、そのもう一人の方が黒幕wなんですが、現時点で確かな根拠は全くない妄想です

 

 

よふかしのうた 考えるナズナ?(2023年32号 少年サンデー)

よふかしのうたも最終章に入った感がありますね コウとナズナの話にどう決着をつけるのか

直前のマヒルとキクの話が「吸血鬼は人に恋してはならない」という禁忌の真偽にからめてあの衝撃的な結末だったので固唾を呑んで見守ることになりそう

 

恋愛ものとしてもまだ動き出していないwアキラという存在がいるし、人と吸血鬼という側面からみても、コウは半吸血鬼、ナズナは人との混血(ダンピール)ということなので先が読めない

ただ、マヒルとキクの話が始まる前にコウは人(昼)、ナズナは吸血鬼(夜)という選択をして、なおかつ、友だち(元カノ、元カレ)という関係になるんじゃないかと直感・・・いってみれば、ウェンディとピーターパンのようなオチ

その感じは自分的にはまだあるのかな いや、分からないです

 

今回、ナズナが育ての親のカブラのところにいったのは、母ハルと父のことを聞きにいったんでしょう 

ハルが父の血を吸わなかった(眷属にしなかった)のは禁忌に触れると父の命も失われるかもしれないと考えたにしても、眷属は創らず他の人の血を吸うというアザミやススキのような選択はできなかったのかという疑問は当然生じる

また、父を残して自分は先に死ぬというのは相手からすれば非常に残酷な選択で

なぜ、そうしたのかも疑問に思うところです

 

ちなみに、キクがカブラが現在務めている病院の看護士をしていた時に、探偵さんの父親(目白キョウイチ)と知り合ったのだとすれば、カブラも探偵さんの父親を知っていたのじゃないかという気がします というのは、探偵さんの偽名鶯アンコを聞いた時の

カブラのリアクションがビミョーでずっと気になっていたから

ただ、目白と鶯では春の鳥(?)ぐらいの共通点なのでただの思い過ごしかもw

 

MAO 師匠としての夏野・・・

夏野の立ち位置に一抹の不安がありましたが、惚れた弱味か、とにかく甘い摩緒とは一味違う師匠としての立ち位置に揺らぎなし ピッコロさんと一緒で師匠向きの性格かw

そして、菜花に手を汚させない覚悟も示しました

 

土=黄であり、しかも、五行の中では最上位(らしい)ので大五・夏野を継ぐような菜花の成長はこれからの話で大きな比重を占めてくるのかも

例えば、新御降家は土の術者が表立ってはいないので(大五の抜け殻は別にして)何かの目的で五行の術者をそろえなければいけないなら、菜花が必要になってくるのかも

 

新御降家は金の術者が双馬とかがりとダブっているのが気になっており、どちらかは離脱するのではと思っていましたが、獣に取り込まれつつある双馬はかなりキビシイ

MAOはかなりシビアな描写をしてくるので、双馬はもちろんまだ幼い弟達の運命も気になるところ・・・