本誌で幽羅子が摩緒に切々と想いをつたえていますが、ちょうど発売された17巻の内容をみると、不知火サイドからみたあの日(御降家最後の日)にフォーカスされています
真砂を殺した妖の正体は紗那の操ったものなのか?
故意ではないが、紗那が何かの形で関わっていると匂わされていますね
この話の前提として、五色堂に呼ばれた術者同士でないとお互いの命は奪えないというルールは妖には適用外なのかという疑問もあります
真砂は900年生前と変わらぬ姿でいるわけですが、本当に遺体なのかということです
不知火が泰山府君に執着しているのは真砂の命を泰山府君でつなぎとめられると
思っているからなのでしょう
同じように大五も「死んで」いるわけですが、コレも術者同士の殺し合いの結果ではなさそうです。
幽羅子は自分の妖を倒して操っている自分も傷つけることができるのは大五だけといっていますが、逆に考えると大五を妖で襲い、失敗(?)したことがあるともいえそうです 幽羅子は摩緒に嘘はいっていないかもしれませんが、自分にとって不都合な真実は伝えないというスタンスのようです
実は大五が「死んだ」のは何時なのかという問題があります。呪殺の狂言からあの日に紗那が師匠の手から大五の魂(青い光)を解放したどこかの時点ということですが、
摩緒があの日に大五の魂(青い光)を見ていることもあり、ここが核心になるんでしょう