MAO 猫鬼と幽羅子 その2 摩緒と幽羅子

摩緒と幽羅子 ・・・ 思い返してみると、二人きりで対面するのは出会ってからほとんどない 前回、大五に手傷を負わされた幽羅子が紗那の心臓で浄化を試みた時以来か

あの時は、すぐに菜花、夏野が駆けつけ、幽羅子としては摩緒に気持をぶつけることはできなかった

 

京から帝都に出てきた時、幽羅子は「まだ摩緒に会う時ではない」と言っていました

摩緒と猫鬼は同化していると思いこんでおり、泰山府君の術を奪って殺すつもりの不知火とは別の目的が幽羅子にはあるので、今回の行動はおそらく不知火の知らないところでの単独行動なのでしょう

 

最終的には摩緒と添い遂げることw(ラムと一緒ですね、ルーミックヒロインらしいw)が目的なのでしょうが、「摩緒と会う時が来た」ということなんでしょうか

幽羅子は摩緒が紗那に心惹かれていたのは知っているわけですから、おそらく

邪気にまみれた自分が清らかな紗那になれば摩緒が受け入れてくれると思い込んでいるのかな

ただ、もう今の摩緒は紗那と全くタイプの違う菜花を愛しいと思っており、幽羅子の思いが成就することはない

それを悟った幽羅子の悪鬼羅刹への豹変が話のターニングポイントになりそう

摩緒を恨み、菜花を殺そうとするのかも

 

ただ、この幽羅子と摩緒の対面を仕組んだ猫鬼の意図は興味深いものがあります

摩緒が幽羅子を受け入れることはないと猫鬼は分かっていてあえて破局に誘導しているとも思えるからです 

猫鬼(灰丸)の目論見が紗那の復活にあるとすれば、双子の幽羅子は復活のための依り代になりうるのかも もっとも、菜花が依り代候補という気もしているのでここははっきりしません

ここも多少のヒントをもらえれば嬉しいところ(合併号なので、2週後ですか、ちょっと長いw)