アクタージュ 覚書 その2 (黒山の映画 1)

黒山の映画 前回挙げたものも踏まえて、順次考えてみたいと思います。

 

1、すでにどのような話をとるか、出来上がっている(?)

  大黒天はこの映画を作る為の会社であり、柊も「あの作品のあの役」に夜凪を・・・という発言をしています。

 なので、当然といえば当然ですが、問題はこの映画の構想自体を黒山が1から作ったものなのかということです。

 自分は星アリサのような役者を黒山が探し続けていた事を考えると、元々は星アリサを主役にした映画の構想があり、それを撮ろうとしているのではないかと思います。

 では、元々の構想を持っていたのは誰なのかですが、黒山の「師匠」ではないかと思います。映画監督なのか、脚本家なのか、巌と面識がある演出の心得のある人物で、星アリサとも

親交があったのではないか。

 直接的には星アリサの引退か、それ以前に何らかの事情があって、星アリサ主役の映画の構想は頓挫したのではないか。

 「師匠」については考える材料がなく、これ以上は推測もできないのですが、一般的には無名の黒山が大物で世代も違う星アリサや巌とかなりの付き合いがあるのは「師匠」を通しての接触があった気がしなくもない(苦笑 です。

 

次は、どんな内容の話なのか、なぜ、夜凪景が主役でなければいけないのか(環 蓮ではいけないのか) あたりを考えてみたいと思います。