アクタージュ 覚書 その8 (scene111 本物 2020WJ23号 バレ)

★引き続き、シェアウォーターCM撮影現場

 

シェアウォーター開発者との電話を終え、何かを掴んだ夜凪。

今度は、「1時間ほど走ってきてもいいですか」と言い出す。

時間も押し、度重なる奇行(笑 に 監督以下スタッフも半ギレ。

そこで、アリサが助け舟をだす「足と時間を使わずに走ってきなさい」と。

 

想像の世界で走ってきた夜凪。見る間に、汗だくとなり、「準備できました。」

一転、驚愕に包まれる撮影現場。

 

シェアウォーターを飲む最高のカットが出来、撮影終了。

 

芝居が抜けた夜凪は皐月にシェアウォーターは美味しさより枯渇した身体への水分補給を目的としたものと仕入れたばかりの薀蓄を語る。

 

どうやって、汗だくの状態になりたかったを聞きたかった皐月はちょっと不満顔。

その皐月に、アリサは「愚直で非効率」しかし、「良い芝居は必ず人の心に残る」

こういう役者もいることを覚えておきなさいと話しかける。

アキラも皐月に小さい頃の自分とは異なる接し方をしようとしているアリサが変わろうとしていることを悟る。

 

 

★2週間後、ギーナチョコレートCM撮影現場

 

共演の女の子2人とギーナダンス(笑 を踊るというコンセプト。

しかし、顔合わせの現場でギーナチョコレートについての薀蓄を一心不乱に語る夜凪に周囲はヒキ気味。

弟妹は他社のマーブルチョコが好きかもという失言も飛び出す。

 

なつかしのポン太とコン助を持ち込み、観客に見立てて演じたいという夜凪に戸惑いっぱなしの現場。

しかし、撮影が始まると夜凪のタレント性、存在感に魅了されはじめる。

 

見守るアリサは、他人のために懸命になれる夜凪には元々スター性があったとスミスに語る。

そして、不幸になる役者は見たくないとオーディションで落とした過去を思い出し、「あなたたちから逃げない」と誓う。

 

「本物」が現れたと元井製薬筋から聞いたと現場に訪れた天知に、アリサは来月から仕掛けて、この国で夜凪景を知らない者はいなくなると言い放つ。

 

以上、CM編終了ですが、ここでの主役は夜凪というより、むしろ星アリサでしょうか。前面に出てくる事がないキャラですが、出てくれば話がしまりますね。個人的に好きなキャラです。